今日は、年中組の第7回海洋学習を江の浦で行いました。
前回、この広い磯でたくさんの生き物に触れ、親しみ、小さい生き物たちの命の尊さを感じた子どもたちは、『その
場が生き物たちの生活の場であることを意識して積極的にきれいにしようとする』というねらいのもと、今回磯とその
周辺でゴミ拾いを行いました。
日頃から平間公園で遊んだ際にゴミを拾う様子が見られていた子どもたちは、事前に『拾ってはいけないもの』に
ついて話を聞き、「ゴミを拾うぞー!!!」と意気込んでおり、磯に着いてすぐに、落ちているゴミに気づき持ってきていた
ビニール袋に入れ、たくさん拾おうとする姿が見られました。また、集めたゴミを分別してみると私たちが普段目にする
ものがたくさんあり、ゴミを出しているのは私たち人間なのだということを感じたようでした。
たくさんの命が育まれている広い海や磯は、一見きれいなように見えます。しかし、注意深く見てみるとゴミが落ち
ていて、その多くは私たち人間が出したものです。そのゴミがたくさんの命を危険にさらしていることに気づいた
子どもたちは『ゴミを捨てないこと』『自分が出したゴミではなくても落ちていたら拾うこと』を続けていくことが大切
だと感じていたようでした。
これから、園やご家庭での生活の中で落ちているゴミに気づき、小さな命の存在を思い出して行動に移すことができる
人になってほしいと願っています。
最後に、保護者の方々に、子どもたちが拾うことができないガラスなどの危険物の回収や分別のお手伝いをしていた
だいたおかげで安全に活動することができました。ご協力いただいた保護者の皆さま本当にありがとうございました。